学校や家庭、地域が連携して豊かな人づくりや地域づくりをめざす「備中地区社会教育実践研究交流会」が総社市で開かれました。
この交流会は備中地区10市町の社会教育協議会や教育委員会などが合同で主催しています。8回目となる今回は『学びあい 育ちあい 地域を活かす人づくり』をテーマに、学校教育や学童保育の関係者、地域の子育て支援ボランティアなどおよそ250人が参加しました。4グループに分かれて行われた分科会ではそれぞれの地域での実践事例が発表され、真庭市からは真庭市立遷喬小学校で教員と地域のボランティアの連絡調整役を務める「地域コーディネーター」の事例が紹介されました。遷喬小学校の水田文子教諭は、地域コーディネーターが学校から地域へのボランティアの依頼を仲介することで、ボランティアの依頼が学校からの押し付けにならず、地域の人が気軽にボランティアを引き受けたり断ったりできるため、結果的にボランティアの人材確保につながっていることを説明しました。またアトラクションとして総社西小学校の6年生と総社フォークダンスクラブによるフォークダンスが披露され、交流会に華を添えていました。




