ルーマニアや南米がルーツと言われる民族楽器「パンフルート」とピアノによるコンサートが倉敷市下津井で開かれました。岡山県内を中心に活動しているパンフルート奏者今井(いまい)勉(つとむ)さんとピアノ奏者武藤(むとう)美(み)鶴(つる)さんのデュオ「Panみちゅ」は県内外のうたごえ喫茶やイベント会場などで演奏を行っています。「パンフルート」とは、ルーマニアや南米の民族楽器で、長さや太さの違う竹を束ねて作った笛です。この日はランチコンサートとしての開催で、観客は今井さん手作りの「パンフルート」と武藤さんのピアノが織りなす心地いい音楽を聴きながら食事を楽しんでいました。また、昔の蔵を改装した会場とあって、歌い継がれている民謡や歌謡曲など、普段あまり演奏しない選曲でのコンサートでした。観客は、曲に合わせて合いの手を入れたり、一緒に歌ったりして、楽しいひと時を過ごしていました。
(取材日)10月8日
(取材場所)むかし下津井回船問屋(倉敷市下津井)




