総社市社会福祉協議会は、第一回災害支援ネットワーク会議を開いて、大規模災害時のボランティアについて考えました。
ネットワーク会議は、総社市で大規模災害が発生した場合、様々な組織や団体が協力して円滑な支援が行えるようにと、初めて開催されました。会議には、総社市内の各地区の社会福祉協議会や地域包括支援センターなどからおよそ３０人が出席しました。初めに、鳥取県日野市のボランティアネットワーク事務局を務める山下弘彦さんが災害時支援の在り方やボランティアセンターの役割について講演しました。山下さんは、災害時地域の組織や団体が協力してボランティアを行えるよう、日ごろから「顔の見える関係」を築いておくことが大切だと話していました。その後、出席者がそれぞれの地区や組織で取り組んでいる災害対策などを紹介していきました。出席者は、ほかの地区や団体の災害対策を参考にしようと熱心に耳を傾けていました。総社市社会福祉協議会は、今月１７日に災害ボランティアフォローアップ研修を行うほか、１１月１２日には、災害ボランティアセンター設置の模擬訓練を行うなど、今後も積極的に災害対策に取り組んでいきます。
