玉野市立玉原小学校の6年生は、校庭内の畑で栽培している雑穀の「キビ」の収穫をしました。
「キビ」は、玉野市が栽培を奨めている雑穀の一つで、日本の代表的な穀物米、ムギ、アワ、キビ、豆の五種類を指す五穀の一つでもあります。玉原小学校では、7年前から総合学習の一環として6年生がキビの栽培を通じて地域農業への関心を深めています。今年も7月11日に、学校支援ボランティアや玉野市雑穀生産組合の協力で、校庭内の1アールの畑にキビの種を蒔きました。キビは、比較的、病害虫に強い雑穀ですが鳥よけのネットを張ったり台風の影響で茎が倒れないようにロープを設置するなど、大切に育ててきました。その結果、1メートルほどに伸びた茎の先に、たくさんの実をつけた穂が20センチほどに垂れ下がり、児童たちは、小さな実を落とさないように丁寧にやさしくハサミでキビの穂を刈り取っていきました。収穫したキビは、穂をそろえて束にしていきました。なお、今年のキビは、25キロを収穫した去年よりの豊作だそうです。
【インタビュー】児童たちはー
収穫したキビは乾燥させ、11月に脱穀し、12月上旬に収穫祭を行い、キビ餅にして全校児童で食べる予定です。
2016年10月7日(金)取材
玉野市立玉原小学校(玉野市玉原)




