倉敷市在住の洋画家小川 恵さんの絵画展がギャラリー倉敷で開かれています。
会場には子どもや動物がモチーフの作品から風景画まで、油彩画と水彩画32点が展示されています。
長崎県出身の小川さんは、結婚を機に4年前に引っ越してきた倉敷で
活動しています。
自身の出産を機に描き始めたという、子どもたちをモチーフにした作品は、何気ない風景の一瞬を切り取って、作品から声や温度が感じられるようです。
こちらは、水遊びをしている保育園の園児たちを活き活きとカラフル描いています。
光と影を強調して夏の日差しを表現しているのが特徴です。
部屋の中で母親が赤ちゃんを抱いている作品では、水彩画と見間違えるような淡い色使いで、やさしい雰囲気が伝わってきます。
風景画では見ていて飽きない絵を目指しているそうです。
友人宅の庭を見てあまりに魅力的だったので描いたというこちらの作品では、描いた先を歩きたくなるように奥行きを意識しています。
小川 恵絵画展は9日(日)まで、倉敷市中央のギャラリー倉敷で開かれています。




