吉備路自転車道を総社市の観光資源として有効活用するため、産官学が連携して取り組んできた「サイクルマップ」がもうすぐ出来上がります。
サイクルマップ作りは、総社市と総社商工会議所、総社市観光協会、県立大学の4つの機関が産官学連携事業として取り組んでいるものです。昭和54年に開通した吉備路自転車道は、総社市と岡山市を結ぶ全長約21キロの自転車・歩行者専用道路です。サイクリングしながら自然と歴史に富んだ吉備路の風景が楽しめるようになっています。ところが、最近は、PR不足もあってか自転車道の存在さえ忘れられ気味で、利用者も減少しています。こうした現状を打開し、観光資源として有効活用しようと、県立大学のデザイン学部の学生にサイクルマップの作成を依頼しました。去年の4月から自転車道をたどるなどしてサイクリングマップやPR冊子などの作成にあたったグラフィックデザインコースの4年生5人は、デザイン案をまとめ観光協会のメンバーなどと一緒に完成に向け最終チェックを行いました。吉備路自転車道のサイクルマップとPR冊子は、3月24日の県立大卒業式の日に納品されることになっています。




