KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

倉敷市児島琴浦地区の総氏神鴻八幡宮の祭りばやし保存会が設立５０周年を迎え、記念式典を行いました。

鴻八幡宮の祭りばやし「しゃぎり」は１０月の例大祭で、だんじりの曳航にあわせて演奏されるお囃子で、平成９年、岡山県重要無形民俗文化財に指定されています。最近では伊勢神宮の式年遷宮で演奏したほか、今年のＧ７倉敷教育大臣会合でも岡山県を代表する伝統文化として披露しました。多くの来賓が出席して行われた式典では、生前しゃぎりの普及に努めた下の町の岡部(おかべ)昌(まさ)晴(はる)さんと田の口の北村(きたむら)秀生(ひでお)さんに感謝状が贈られ、それぞれ遺族が受け取りました。そして３５回目を迎えた今年の発表会には、初参加の三協をはじめ去年より２団体多い１７団体が参加しました。「しゃぎり」の音色を守り継承するために行われている発表会では、各団体ともおやじ囃子、神楽囃子、信楽囃子など７曲を演奏しました。審査の結果、わずかな差で沖熊が優勝、準優勝は和井田、第３位は岡熊となりました。
【インタビュー】優勝した沖熊だんじり
鴻八幡宮祭り囃子発表会の模様は
10月8日（土）14:00～と22:00～
KCT12chで放送予定

鴻八幡宮祭りばやし保存会　設立５０周年記念式典
琴浦西小学校（倉敷市児島下の町）
2016年９月２５日取材