第8回「倉敷権利擁護支援フォーラム」が17日に開かれ、高齢者や障がい者が安心して暮らせる町づくりについての講演会などが行われました。
このフォーラムは倉敷市社会福祉協議会と、高齢者や障がい者の権利擁護支援を行う「倉敷高齢者・障がい者権利擁護ネットワーク懇談会」通称“倉敷ネット懇”が開催したものです。『ケアと正義~専門職と法・倫理~』と題して行われた講演会では、京都大学法学系の服部高宏教授が、一般的なルールとなる法と、個人の生活に寄り添った対応をすべきケアを比較しながら、権利擁護支援の在り方について話しました。講演会には高齢者支援や障がい者の生活サポート事業などに従事する人々が訪れ、今後の活動へ生かそうと熱心に聞き入っていました。倉敷ネット懇は倉敷市内の弁護士や司法書士、社会福祉士などにより平成20年に結成され、フォーラムの開催や、市内各地で高齢者や障がい者の生活相談などを行っています。




