倉敷市真備町の川辺小学校で認知症や地域の高齢者への理解を深めるための授業が行われました。
「お年寄りのことをもっと知ろう」を目的に４年２組で行われた「認知症サポーターキッズ教室」では、倉敷市の健康長寿課地域包括ケア推進室の保健師が講師を務めました。児童たちは、まず、高齢者の発症率が高い認知症は、単なる物忘れではなく、人の名前や自分の行動がわからなくなる脳の病気であることを学びました。さらに、道に迷っているお年寄りに保健師が扮する小学生が声をかけるという内容の寸劇をみて、地域の高齢者が困っているときに自分だったらどうするかをグループごとにみんなで考えました。
【インタビュー】児童たちは
お年寄りには、ゆっくり声をかけやさしく接するなど認知症への理解を深めた子どもたちには、認知症サポーターの証のオレンジリングが渡されました。
認知症サポーターキッズ教室
２０１６年９月２１日（水）
倉敷市立川辺小学校（倉敷市真備町川辺）
