倉敷市立東中学校の伝統行事サマーコンサートが、倉敷市民会館で開かれました。
このコンサートは、音楽部の活動を披露するステージとして、毎年夏に開催され、今年で40回を迎えました。現役部員は35人。今年は吹奏楽コンクール岡山県大会で5年ぶりに金賞を受賞し、例年以上に力の入った演奏となりました。この日は、音楽部の卒業生やかつての指導者が大勢駆けつけ、現役部員と共演しました。サマーコンサートが始まったのは1977年。その翌年から、中学校区内にある市内最大の音楽ホール倉敷市民会館に舞台を移し、単独公演を続けてきました。今年は、在校生のピアノ演奏も特別に披露されました。いずれも全国大会で優秀な成績をおさめている、3年生の松田花凜さんと、稲垣拓己君です会場に詰め掛けた1000人の観客も、息を呑むほど聞き入っていました。そして、サマーコンサート恒例歌と踊りのステージも盛り上がりました。40周年にちなみ、年代ごとのヒット曲を音楽部の伴奏にあわせ、先生たちが熱唱するという演出です。学区のPTAや地域住民に支えられ、続けてきた東中学校のサマーコンサート。これからも伝統を引き継ぎ、さわやかな音色を響かせます。




