総社市のまちかど郷土館で9月3日(土)古代の鏡作りを体験するワークショップが開かれました。
総社市まちかど郷土館では、総社の歴史を肌で感じてもらおうと「9月は郷土館がおもしろい」をテーマに、毎週土曜日、ワークショップや講演会を開きます。初回の3日は、赤磐市山陽郷土資料館の学芸員・伴祐子さんを講師に古代の鏡作りに挑戦しました。総社市の秦上沼(かみぬま)古墳から出土している「三角縁神獣鏡」のような銅鏡、古代の鏡は、銅と錫の金属を高温で溶かして作られたものです。小学生2人と大人4人が参加したワークショップでは、160度の低温で溶ける合金を鍋で溶かし、シリコン樹脂の鋳型に流しこんで直径5センチの鏡を作りました。鋳型から取り出すと耐水性の紙やすりを使って鏡の表面を磨いていきました。表面がツルツルになると液体の磨き剤を布に付けてピカピカになるまで磨きあげ自分の顔が映る鏡に仕上げていました。完成した鏡は、それぞれの宝物として持ち帰りました。なお、9月10日は、石を削って作る古代の勾玉作りに挑戦します。
総社市まちかど郷土館で古代の鏡作り
2016年9月3日(土)
総社市まちかど郷土館(総社市総社)




