もしもの地震災害に備え、救命救急の対応が出来る高校生を育成する講習会が倉敷市内で開かれました。
この講習会は、倉敷ロータリークラブが初めて企画したもので、県立倉敷商業と水島工業高校の生徒40人が参加しました。どの生徒も阪神大震災などの大規模な地震を経験しておらず、救命措置に関する知識も多く持ち合わせていません。講習会では、倉敷市消防局の職員から、救命措置の基本である心臓マッサージと人工呼吸、それにAED=自動体外式除細動器の使い方を習いました。救急車の到着まで平均7分ということを踏まえ、生徒たちは、いざという時を想定して、普段から何を意識すべきか考えながら、真剣に取り組んでいました。このほか、大規模な地震の揺れを体験し、生徒たちは災害に対する意識の大切さを実感していました。




