宇高航路のフェリー会社が今月26日での廃止を発表した問題で、国と関係自治体でつくる連絡協議会の初めての会合が先月26日、高松市内で開かれました。
連絡協議会は、前原国土交通大臣が宇高航路の存続を求める県や市などの要望を受け、急遽開かれたものです。高松市内のホテルで開かれた初会合には、国の関係機関や岡山・香川両県、それに玉野市と高松市のほか、フェリー会社の役員も出席し、事業廃止届けを提出するに至った経緯などについて説明しました。その後、国や県などが航路存続のための具体的な方法などについて検討し、直島を経由した航路を活用する案などが示されました。連絡協議会は今月あと2回開かれる予定ですが、廃止予定の26日までの短い期間の中で、どれだけの成果を出せるのかに注目が集まります。




