玉野市の日比観音院で17日、恒例の仮装盆踊り大会が開催されました。
玉野市日比の真言宗の寺、與楽山常光寺観音院通称「日比観音院」では、毎年、8月17日を観音さまの縁日として約100年前から盆踊りが行われています。昭和47年、日比地区に玉野地踊り保存会が発足したことをきっかけに思い思いに着飾ったり扮装して踊る仮装盆踊り大会が始まりました。以来、「日比観音院」の夏の恒例行事として開催されています。43回目の今年は、1歳の男の子から85歳まで38人が仮装に参加し、ユニークな姿で玉野市の無形民俗文化財地踊り「かっからか」を踊りました。
【インタビュー】玉野地踊保存会山地 敏夫 会長
イギリスから里帰りした娘婿のプレゼント銀の王冠を着けてエリザベス女王に扮したり、ピーターパンにヒマワリ娘、リオオリンピックを応援する仮装で踊ったりとにぎやかな満月の夏の夜を楽しみました。
【インタビュー】エリザベス女王、芸者、るろうに剣心、森の石松
なお、審査の結果仮装盆踊り大会の
日比観音院賞に森の石松に扮した玉野市宇野の角南佳子さん(67)が、
玉野地踊保存会賞に、芸者に扮した向日比の池向百合子さん(85)、
日比市民センター賞には、るろうに剣心に扮した田井小学校2年の品川理乃さん
第43回大会賞には、ホームレスに扮した和田の高橋久美子さん(76)
特別賞には、エリザベス女王に扮した向日比の浜野マキミさん(75)
が選ばれました。
玉野・日比観音院第43回精霊供養地踊り仮装大会
2016年8月17日
日比観音院(玉野市日比)




