5月に開催されたG7倉敷教育大臣会合では会合の成果をまとめた「倉敷宣言」が採択されました。この宣言を推進するために倉敷市が取り組む事業を検討するための推進会議が設置されました。
G7倉敷宣言推進会議には学識経験者や教育関係団体などから推薦された委員22人と伊東香織倉敷市長などが出席しました。伊東市長は「倉敷宣言を地元としてどのように進めていくかこの会議で意見をいただきたい」と挨拶しました。
委員一人一人に委嘱状が手渡され、会長には岡山大学副学長の山本洋子さんが選任されました。倉敷宣言を進めていくプログラムを検討するに当たり事務局から子どもの国際感覚の醸成、国際交流の観点からどのような取り組みが必要かなど4つの視点が示されました。委員からは教員の資質向上にも体験が重要ではないか、自分の意見を言える教育をしていくべきではなど、それぞれの立場から意見が出されました。
推進会議では8月末ごろ文部科学省が示すプログラム案と調整しながら倉敷としての取り組み案をまとめ来年1月には答申する予定です。




