総社市総社の刑部遺跡で行われている発掘調査の様子が一般公開されました。
岡山県古代吉備文化財センターでは、国道180号の改築工事に伴い、平成25年から路線内にある遺跡の発掘調査を行っています。一般公開は、遺跡を身近に感じ興味を持ってもらおうと調査開始以来行われていて今回で4回目です。今回公開されたのは、平成25年11月に見つかったカマド付竪穴住居に隣接する場所で、今年の4月から調査が進められています。古墳時代中期の竪穴住居や土坑などが発見されています。現場には、大勢の遺跡ファンが訪れ、調査員たちの話を聞きながら、歴史の一端に触れていました。
【インタビュー】訪れた人
公開された遺跡では、これまでの調査の様子を写した写真や平成26年に刑部遺跡の西にある神明遺跡で出土した銅鐸なども展示されました。刑部遺跡の調査は6月9日まで行われ、その後、発見された竪穴住居の柱や土器をもとに詳しい時代の解析などが行われる予定です。




