倉敷市の伊東香織市長は3期目就任後初となる市民ふれあいトークを水島地区で開催しました。
市民ふれあいトークは市長が市内の各地域へ出かけ、市民と直接意見交換して市民の声を行政に反映させることを目的に行っています。伊東市長は冒頭、市長3期目初となる市民ふれあいトークを水島地区で開催したことについて、「三菱自動車の燃費不正問題を受け、とにかく水島で開催したかったのです。水島の皆さんの意見を聞き、皆さんとともにこれからのまちづくりを頑張っていきます」と語りました。会場には水島中学校区の住民およそ50人が集まり、次々と市長に意見や要望を投げかけていました。「老朽化した公共施設の建て替えについて、どのような見通しを持っていますか」という質問に対しては、「同じ場所に同じ施設を建て替えるのではなく、主要な機能を集約した複合施設を検討していく必要があります」と答えました。また、子育てサロンや高齢者向けのサロンを融合した3世代交流サロンを運営している市民からは、「高齢者サロンの助成金はありますが子育てサロンには年齢制限があり、自分達のサロンでは助成を受けることができません」との意見が出されました。その他、事業ゴミの分別徹底や水島臨海鉄道の有効活用などを求める声があがり、市長はおよそ1時間半にわたり水島地区の市民ひとり一人の意見に耳を傾けていました。




