玉野警察署は特殊詐欺被害を未然に防いだ二つの金融機関支店と行員などに感謝状を贈りました。
贈呈式では、岡山市農業協同組合東児支店の森田倫代さんと東児支店を訪れていた榎本栄一さん、それに中国銀行玉支店の永山裕子さんなど4人と2支店に玉野署管内金融機関防犯協会北川誠会長から感謝状と記念品が贈られました。農協東児支店では、7月27日、携帯電話で通話しながらATMを操作しようとしていた70代の女性を来店中の榎本さんが不審に思い、すぐに職員の森田さんに伝え、被害を未然に防ぎました。中国銀行玉支店では、7月13日、窓口を訪れた70代の女性が1000万円を引き出そうとしたことから不審に思った行員の永山さんたちが、事情を聴くとともに家族・警察に連絡し特殊詐欺被害を防ぎました。
【インタビュー】中国銀行玉支店永山裕子さん
岡山市農業協同組合東児支店を訪れていた客榎本栄一さん
玉野署管内の特殊詐欺被害は、今年7月末現在5件で、去年の同時期と比べ3件増加、総額は227万円となっています。




