梅雨明けが発表され、総社市の桃の産地では清水白桃の最盛期を迎えています。
清水白桃は、岡山県で生まれた品種で、色白で柔らかく甘くジューシーな果肉が特徴であることから「桃の女王」とも言われています。総社もも生産組合の一人、吉富祥一(しょういち)さんの桃畑でも早朝5時から家族総出で収穫作業に追われています。今年は、早い梅雨明けに合わせるかのように清水白桃の収穫期もいつもの年より1週間ほど早くなっています。総社もも生産組合では、7月13日から清水白桃の出荷を開始していて最盛期を迎えています。生産者は、袋の中から桃の実の熟れ具合を確かめながら一つひとつ丁寧に収穫していました。
【インタビュー】総社もも生産組合・吉富祥一さん
収穫した清水白桃は、選果場へ運び込み袋をはずして等級ごとに選別していきます。総社もも生産組合では、完熟に近い桃を出荷するため機械選果ではなく選果員の目と手による手作業選果を継承しています。清水白桃は7月末まで収穫され東京、大阪市場などへ出荷されます。
清水白桃出荷最盛期
取材日 2016年7月19日




