人生の最期を幸せに暮らすための「終活」について学ぶ「くらしき終活フェア」が倉敷商工会議所で開かれました。
このイベントは、安定した老後の生活に役立ててもらおうと、くらしき終活支援センターの会員が中心となって初めて企画したものです。遺産相続や墓地、リフォームなど終活に関する14の講座が2日間にわたって開かれました。このうち、遺品整理について解説した船田信也さんは、認知症の人や妻に先立たれた高齢の男性、戦争を経験した女性などはなかなか物を捨てられずいわゆる「ごみ屋敷」になりやすいと説明。「2年以上着ていない服でも愛着があり捨てられないものは、写真に撮って処分する」など強い意志と工夫で思い出の品をダンボール一箱分にまとめられるよう、アドバイスしました。また、会場には、リハビリや相続税などの個別ブースも並び、来場者の相談に応えていました。くらしき終活支援センターでは今後も、年に一度終活フェアを開催したいということです。




