総社市の神在地区と常盤地区を結ぶ新架橋「新総社大橋」が25日に開通しました。
記念式典には、片岡聡一総社市長をはじめ、常盤地区神在地区の地域住民など350人が出席しました。片岡市長は「橋を有効活用しながら新しい総社の町を描いていきたい」と挨拶しました。続いて、第3回高木聖鶴児童生徒競書大会で優秀な成績をおさめた小・中学生4人の手で橋名板が除幕されました。これは総社市在住の書家高木聖鶴さんとその長男聖雨さんにより書かれたものです。
テープカットが行われた後、市内在住の親子3世代夫婦2組を先頭に渡り初めが行われました。地元の神在幼稚園、常盤幼稚園の園児も続き、出席した人は一歩一歩踏みしめながら、新架橋の完成を喜びました。
【インタビュー】渡り初めに参加した3世代親子
新総社大橋は、市道清音神在本線のうち、高梁川をはさんだ総社市中原と富原にかかる橋梁です。橋の長さは、取り付け部分を含み640メートル、片側1車線で自転車歩行者道もあります。橋梁部の総事業費は40億円です。清音村・山手村との合併による合併特例債を活用して、2005年から整備を進めていました。
総社市では、新総社大橋の開通により交通渋滞の緩和、高梁川をはさんだ東西の均衡、災害時の緊急輸送に効果を期待しています。




