市場経済や独占禁止法の役割などを学ぶ出前授業「独禁法教室」が、倉敷市立児島中学校で行われました。
児島中学校2年生の選択社会科の授業として行われた「独禁法教室」は、公正取引委員会中国支所の職員3人が講師を務めました。公正取引委員会は、21世紀を担う若い世代に身近な消費生活にかかわる経済活動の基本ルール「独占禁止法」の役割を理解してもらうため、全国の中学・高校で出前授業を行っています。授業では、「市場経済」、「競争」、「独占」、「カルテル」といった独禁法に関するキーワードを説明したあと、生徒たちにゲーム形式で商品の販売価格の設定の仕方を体験してもらいました。また、企業同士が、販売価格などを話し合って決める行為「カルテル」を公正委員会の審査官が摘発する立ち入り検査を実演し、「独占禁止法」の役割や市場経済の仕組みなどをわかりやすく説明しました。公正取引委員会の独禁法教室は、平成20年度は、全国25の中学校、6つの高校で行われています。




