文部科学省のスーパーサイエンスハイスクールに指定されている倉敷市の清心女子高校で、科学をテーマに英語でディベートする公開授業が行われました。
今年の公開授業では、生命科学コースを選択する2年生17人による、科学英語を使ったディベートが行われました。テーマは、特定する絶滅寸前の動物について、保護すべきか否か。優先順位を決めるトリアージの観点に基づき、1対1で議論しました。2人の意見を整理するモデレーター役も生徒が務めます。英語の語彙(ごい)や表現はあらかじめ授業で習っていますが、ディスカッションを通して論理的な思考力が問われます。公開授業に参加した県内外の高校学校教諭などは、議論の展開を興味深そうに聞いていました。清心女子高校は、平成18年度から10年間スーパーサイエンスハイスクールの指定を受けていて、今年度からはさらに平成32年度まで指定されました。学校では、これからの5年間について「グローバル」をテーマに、学んだ成果を理科・英語分野以外にも広げ、さらに併設の中学校にもこのような教育活動を広げたいということです。




