熊本地震で被災した小・中学生の心のケアを行うため、玉野市から派遣されたスクールカウンセラーが黒田玉野市長へ支援活動の報告を行いました。
派遣されたのは玉野市教育サポートセンター教育支援室長でスクールカウンセラーを務める進賀友一さんです。進賀さんは熊本市からの要請を受け、6月13日から4日間にわたり熊本市内4つの小学校と2つの中学校で児童・生徒のカウンセリングを行いました。熊本市内では5月中旬にすべての公立小中学校が再開されましたが、熊本地震発生時のショックや度重なる余震のため、市内全ての児童・生徒およそ6万1千人のうち、およそ3・5パーセントにあたる2,100人がカウンセリングが必要であると推定されています。熊本市では緊急支援策として5月下旬から7月下旬までの間、市内の公立小中学校137校全てにスクールカウンセラーを配置することを決定しており、全国からのべ200人の臨床心理士が派遣されます。




