魅力ある地域づくりについて学ぶ「倉敷みらい講座」が倉敷市本町の倉敷公民館で開かれました。
倉敷みらい講座は、大学が地域社会と連携して街づくりを行う文部科学省の「地の拠点整備事業」の指定を平成26年に受けた倉敷芸術科学大学とくらしき作陽大学が交互に開催しています。今回は、倉敷芸術科学大学の主催で学生や教員、地域住民などおよそ130人が集まりました。講座では、富士通マーケティング戦略室の加藤公敬さんが「イノベーションを起こすための魅力づくり、拠点づくり」をテーマに講演しました。加藤さんは、技術革新には問題を発見し、解決策を見出すことが大切であると前置きして、それを進めるには、異分野の人が集まり共に創る「コラボレーション」、実際に現場に足を運ぶ「フィールドワーク」、早い段階から試作品を作ってみる「プロトタイピング」の3つが重要となることなどを説明しました。加藤さんは富士通の取り組みなども紹介し、参加者はメモを取るなどして熱心に耳を傾けていました。なお、第5回倉敷みらい講座は、6月21日(火)くらしき作陽大学で「被災者一人ひとりを支える食支援」をテーマに開催されます。




