児島武道館で古流空手道演武大会が行われました。
大会には地元児島の道場と、香川県の2つの道場からおよそ60人が参加しました。古流空手は攻撃よりも技を受けることに重点を置いた「身を守るための空手」で、今回の大会も勝敗にこだわる試合ではなく稽古の一環として行われました。組手試合には小学4年生から成人の部の25人が参加し白熱した試合を繰り広げました。児島道場では普段、試合形式の稽古はほとんど行っていないため、どの選手も真剣な眼差しで相手に挑み貴重な経験を積んでいました。小学生の試合では、相手の攻撃が顔に当たっても歯を食いしばって頑張る場面などがあり、試合を見守っていた仲間や保護者から声援や拍手が送られていました。また幼児や小学生低学年の道場生は演武を披露し、普段の稽古の成果を発表しました。古流空手道の児島道場では現在4歳から70代までのおよそ120人が日々稽古に励んでいます。




