女性の医師が生き生きと働ける環境づくりに取り組もうと、倉敷地区の医師を中心とした団体「倉敷女性医師の会」が設立されました。
倉敷女性医師の会は、川崎医科大学でワークライフバランスを推進している森谷卓也教授を中心に、倉敷・水島地区の医師6人による実行委員会が設立に向け動きました。倉敷医師会も趣旨に賛同し、会をバックアップします。会員の対象は、女性の医師や研修医、医学部の大学生で、女性医師の勤務環境向上やキャリアアップの支援に取り組みます。設立総会では、女性の医師や医学部の学生を中心にパネルディスカッションが行われました。この会のメインテーマである仕事と子育ての両立や、キャリアアップに関する課題について、実体験を交えながら意見を出し合いました。関係者によると、倉敷医師会所属の女性医師は83人、川崎医科大学の学生は3割が女性ということで、倉敷女性医師の会では、医師と学生をあわせて100人以上の会員を目指します。また、来年度までに役員を選び、本格的に活動を展開する方針です。




