倉敷市消防局は若手職員を対象にした水難救助に関する講習会を開きました。
講習会は海や川でのレジャーシーズンを前に水の事故に対応するため、毎年、20代から30代の若手消防職員を対象に行っています。今回、倉敷・水島・児島・玉島の消防署に勤務する38人が参加し救助法を学びました。訓練では身近なものを使った救助法としてペットボトルやビニール袋を浮き輪代わりに使って溺れている人に投げたり、救助用の浮き輪やスローバッグと呼ばれる救助用のロープの使いかたを学んでいきました。また、バックボードと呼ばれる救助用の板を溺れている人の下へ入れてプールサイドへ運んだり頸椎を傷めた人の頭を水の上で固定する訓練も行われました。職員は人命救助の現場を想定し真剣に取り組んでいました。なお、倉敷市内で昨日までにすでに5件の水の事故が発生していて倉敷市消防局では今回の訓練を活かして水の事故が増えるこれからに備えていきたいとしています。




