倉敷の造形作家小田宏子さんを偲ぶ女性だけの芸術家グループ「アート・SUN」の特別展が倉敷で始まりました。
2015年10月、病気のため75歳で亡くなった小田宏子さんは、倉敷市の女性美術家として半世紀以上に渡って活躍してきました。倉敷の洋画家、河原修平の門下生として燈仄会展への出品をはじめ、瀬戸内圏内の女性芸術家集団「アート・SUN」の結成当時からのメンバーとして作品を発表するなど地域に根差した創作活動を続けてきました。近年は、和紙の造形作家として高知県の雁皮紙(がんぴし)の持つ柔らかい光と、暖かい質感を活かした作品に力を注いでいました。そんな小田さんの仕事ぶりを偲び「アート・SUN」のメンバー約20人が特別展を開催しました。
【インタビュー】アートSUN代表・彫刻家三宅 弘子さん
小田宏子さんの作品をはじめアート・SUNのメンバーによる約60点が展示された「小田宏子のしごととアート・SUN」展は6月5日(日)まで倉敷市阿知のぎゃらりぃ しをりで開かれます。




