倉敷市が進める放課後対策事業について協議する委員会の今年度最後の会議が開かれました。
委員会は、青少年育成団体や有識者など18人で構成されていて放課後子ども教室や放課後児童クラブなど倉敷市が取り組む事業の在り方を協議しています。会議では、放課後子ども教室について児童や保護者に対して行ったアンケート結果が報告されました。それによると、スポーツや文化体験など満足できる取り組みが多いと9割を超える参加者が高く評価しています。一方で、教室を運営するコーディネーターの負担が大きいことや、ボランティアの人材確保が難しいことなどが課題になっています。放課後子ども教室に関しては、学校週5日制の導入に合わせて倉敷市が独自に実施する「いきいき子ども支援の会」との差別化が図りにくく、出席した委員からは、「二つの取り組みの差を明確にして放課後子ども教室への一元化が進むように働きかけるべき」という意見が出されました。また、放課後児童クラブについては、4月から新たに7クラブが増え、79クラブになることが報告されました。




