倉敷市から諮問を受けていた倉敷市国民健康保険運営協議会は平成28年度の国民健康保険料について保険料率は据え置くことを答申しました。
倉敷市国民健康保険運営協議会の熊谷忠和会長から倉敷市の三宅英邦副市長に答申書が手渡されました。答申書では諮問の原案通り保険料率は平成27年度と同率の12・0%に据え置くとしています。据え置くために倉敷市では国民健康保険財政調整基金を1億円取り崩し、一般会計から6億円繰り入れて調整します。
また、国の政令改正に伴い賦課限度額を医療保険分と後期高齢者支援金分のそれぞれ2万円ずつ引き上げます。答申では、国民健康保険料の収納率向上に向け、引き続き努力することなど3点の意見が添えられました。国民健康保険は、平成30年度から都道府県が市町村とともに運営する大規模な制度改革が予定されており、今後さらに安定的な財政運営が求められます。
倉敷市では答申を受け、2月定例市議会に上程し可決されれば4月1日から実施されます。




