倉敷市は、児島市民病院の改築工事に暴力団などによる不当介入を抑止するため「暴力団等排除対策協議会」を設置しました。
「倉敷市立児島市民病院改築工事暴力団等排除対策協議会」の発足式は、4月20日の午後児島支所で開かれました。発足式にあたり倉敷市の山崎要保健福祉局長は、「協議会は、警察や弁護士会などの協力のもと設立の運びとなりました。工事関係事業者と行政機関が一体となって暴力団などからの不当介入を排除し、工事の円滑な遂行を目的とするものです」と挨拶しました。また、協議会の顧問として支援、協力を行う児島警察署の青木和夫署長はじめ県警組織犯罪対策第二課長、県暴力追放運動推進センター専務理事、岡山弁護士会の民暴取締委員長が順に挨拶に立ち「神戸山口組が、新たに指定暴力団となる中、暴力団抗争の影響が岡山県内や児島市民病院の改築工事へ及んでくる事態が憂慮されます。どんな些細な不当要求も排除し、税金である建設工事費が反社会的勢力へ流失しないよう組織ぐるみで阻止していきましょう」と激励しました。このあと、協議会規約を承認し、会長には、建設工事共同企業体の代表者藤木工務店の伊澤健二倉敷支店長を選任しました。伊澤会長は、暴力団などによる不当介入行為を断固排除する決意表明文を読み上げ児島市民病院改築工事暴力団等排除対策協議会を
発足させました。




