倉敷市真備下二万の真言宗のお寺、金峯寺で春の大祭が開かれ柴燈護摩供養や火渡りが行われました。
金峯寺では釈迦が生まれたとされる4月8日の灌仏会にあわせ、この時期に毎年春の大祭を行っています。境内には高さおよそ2メ-トルの護摩壇が設けられ、真言宗の伝統的な仏教行事である柴燈護摩供養が執り行われました。山伏が般若心経を唱えるなか、金峯寺んの青山光忍住職が願い事が書かれた護摩木を投げ入れ、近隣住民の無病息災や家内安全を祈願しました。護摩供養が終わると護摩壇を取り崩した火床の上を素足で歩く火渡りが行われました。火渡りには煩悩を焼き尽くしたり、新たなことに挑戦する決意を表すといった意味があり、子どもや親子連れなどがそれぞれの願いを唱えながら次々と火床の上を渡っていきました。また地元住民によるうどんやぽん菓子などの接待もあり、訪れた人は金峯寺の春の恒例行事を楽しんでいました。




