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河内八十八ヵ所霊場巡り 水江の渡しで最後の渡し遍路

高梁川の「水江の渡し」の運航終了に合わせ、倉敷市中島の「実際寺」の春の恒例行事河内(かわうち)四国八十八ヵ所霊場巡りも最後の渡し遍路を行いました。

河内(かわうち)とは、旧東高梁川と西高梁川の挟まれた中洲を意味し、現在の倉敷市の西阿知、水江、酒津、連島、中島の地域にあたります。江戸時代の末期天保14年(1843年)に四国の霊場に倣って河内四国八十八ヵ所霊場として開かれました。倉敷市中島の実際寺では、地域の歴史を学ぶ機会にしようと平成17年から霊場巡りを復活させ毎年4月の第2週に4日間かけて延長40キロにおよぶ遍路道を巡拝しています。ところが、今年は、1月24日に「倉敷大橋」が開通したことに伴い高梁川唯一の渡し舟「水江の渡し」が3月31日で運航終了となるため3月28日から31日までの日程で霊場巡りが行われました。巡拝最終日は、古水江から船穂水江を渡し遍路で巡るコースがとられ参加者は、最後の渡し遍路の情緒を味わいながら結願めざして歩きました。河内八十八ヵ所霊場すべてを巡拝したあと渡し遍路を支えてくれた水江の渡しの船頭さん白神修一さんへ実際寺の藤井弘範(こうはん)住職から感謝状と記念品が贈られました。なお、来年からの河内八十八ヵ所霊場巡りでは、倉敷大橋を歩いて渡る巡拝となります。

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  • 放送日:2016/03/31(木)
  • 担当者:中塚美佐子
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