ピアノの全国コンクールで1位となった倉敷市立東中学校2年生の稲垣拓己君に、倉敷市芸術文化奨励章が贈られました。
倉敷市役所で授与式が行われ、倉敷市の伊東香織市長と、倉敷市文化振興基金運営委員会の中尾強会長から、賞状とトロフィー、副賞の図書カード3万円分が贈られました。稲垣拓己君は、去年11月に行われた全日本学生音楽学生コンクールの全国大会に出場し、中学生のピアノ部門で全国の代表13人から1位に選ばれました。その功績を讃え、3月6日に行われたG7倉敷こどもサミットでは、出席者を歓迎する演奏を披露しています。授与式では、母・裕子さんが、こどもサミットでの演奏で緊張していた様子を語ったほか、小学4年生のころから稲垣君にピアノを指導しているくらしき作陽大学の土居里江准教授も同席し、その快挙に目を細めました。倉敷市文化奨励章は、芸術文化系の国際大会や全国大会で高い評価を得た高校生以下の人に贈っているものです。平成5年からこれまで7人が受章し、ピアノ奏者としては、松本和将(まつもとかずまさ)さんに続いて2人目です。稲垣君は5月3日、岡山市民会館で開かれるピアノリレーコンサートにゲスト出演するということです。なお、VTRでご紹介したG7倉敷こどもサミットの模様は、4月16日(土)午後6時からご覧のチャンネルでお送りします。




