倉敷市で26日(土)春の「倉敷八十八箇所霊場巡り」が行われました。
去年より2日早く岡山で桜の開花が発表された3月26日(土)倉敷市阿知の真言宗の寺、観龍寺の境内に約70人の巡拝者が集まりました。倉敷八十八箇所霊場は、四国霊場に倣って江戸時代後期に作られたミニ霊場です。毎年、春と秋の2回観龍寺を発着点に倉敷市の中心部鶴形山から向山(むこうやま)に点在する約8キロの遍路道を巡拝します。好天に恵まれた今年の春も白衣に輪袈裟をかけた遍路姿の先達を道案内に八十八箇所の札所を一つひとつ訪ねて行きました。倉敷八十八箇所霊場の巡拝者は、山あり、町ありと変化に富んだ遍路道を歩きながら石仏が祀られたお堂の前で、静かに手を合わせていました。なお、秋の巡拝は、11月に行われる予定です。




