倉敷薄荷の栽培や商品開発に取り組んでいる合同会社「吉備のくに未来計画」がショールーム「倉敷薄荷本店」をオープンしました。
合同会社「吉備のくに未来計画」の事務所とショールームを兼ねた倉敷薄荷本店は、倉敷市立美術館から約１２０メート西側の町家を再生した場所にオープンしました。倉敷薄荷は、昭和４３年（１９６８）まで岡山県内で栽培されていた和種のハッカです。かつて倉敷でも盛んに作られていたハッカの栽培を復活させようと吉備のくに未来計画が３年前から香り成分のメントフランやメントールを多く含む「秀美(しゅうび)」と呼ばれるハッカの栽培を本格的に始めました。さらに、里庄町の東洋薄荷工業との委託製造により「倉敷薄荷」としてアイスクリームや入浴剤などの商品開発にこぎつけました。新たな活動拠点となった「倉敷薄荷本店」のオープンを祝い関係者２０人が集まり、倉敷薄荷のブランド化に期待を寄せました。
【インタビュー】吉備のくに未来計画・中村泰典代表社員
今後は、「倉敷薄荷」の普及とともに地域振興につながるような商品開発を手掛けていくことにしています。
