岡山県立大学の認定看護師教育センターが、今年度で事業を終了するのを受け、最後の修了式が行われました。
修了式には、今年度受講した30歳から54歳までの看護師17人が出席し、代表して遠藤朋子さんが、県立大学の辻英明学長から修了証書を受け取りました。認定看護師とは、医療機関での看護サービスの向上を図る目的で、特定の専門分野で高い技術と知識を備えた看護師を認定する制度です。岡山県立大学では糖尿病の分野で、認定看護師の資格取得に必要な講義や実習を展開する教育センターを、岡山県看護協会などと連携して2011年に設置しました。これまで5年間で115人が入学しましたが、5年間で認定看護師の裾野が広がり、一定の役割を果たせたことから、事業の終了を決めました。今年度8ヶ月間の教育課程を修了した17人は、5月に資格取得の試験を受ける予定です。なお、県内では現在20の専門分野で245人の認定看護師が活躍しています。




