東日本大震災の発生からあすで5年が経とうとしていますが、岡山県内を中心とした作家たちによる被災地支援のチャリティーオークションが倉敷市内のギャラリーで開かれています。
震災発生翌年の2012年から毎年3月11日前後にこのチャリティーオークションが開かれています。チャリティー発起人で主催者代表の杉田修一さんは、作家の立場で被災地の方たちに何かできないかと考え10年チャリティーオークションを開催することを決め、今回が折り返しとなる5回目です。交流のある作家同士のつながりや個展での出会いなどから参加するアーティストの数も初回から比べておよそ1・5倍の72人と1組に増えました。陶芸や木工クラフト、絵画に染織など様々なジャンルの秀作が並び見ごたえもあるチャリティーオークションになっています。並んだ作品は230点で、いずれもギャラリーで販売される価格のおよそ半分が入札開始価格に設定されています。落札金額から作者へ4割が支払われ、およそ半分が特定非営利活動法人AMDAへ被災地支援限定として寄付されます。東日本大震災復興支援のためのチャリティーオークション「倉敷からの風」は13日(日)まで倉敷市中央のスペースみきとクラフト&ギャラリー幹で開かれています。




