備中地域の7市3町でつくる高梁川流域連盟が主催する「流域高校生絵画展」の表彰式が行われました。
この絵画展は高梁川流域連盟が流域圏の文化向上を図ろうと平成12年度から開催しており今回で16回目です。備中地域の13の高校から122点の応募があり、39点の入賞作品が選ばれました。表彰式には最高賞にあたる流域連盟会長賞を受賞した岡山県立総社南高校1年の岡本佳那子さんや、特選を受賞した総社南高校1年の大森春歌さんなどが一人ひとり表彰状を受け取りました。岡本佳那子さんは受賞者を代表して挨拶し「今回の受賞で長い時間作品と向かい合う大切さを実感した。これからの制作にもこのことを忘れずに頑張っていきたい」と今後の意欲を述べました。審査員を代表して岡山県立倉敷南高校の新谷浩二教諭が、岡本さんの作品について「正統な油絵らしい重厚感があり、レンブラントの自画像を感じさせるような深い味わいのある作品」と講評し、受賞者に対して「これからもアートの力で人や社会に尽くせる人になってください」と激励しました。なお、この第16回流域高校生絵画展は明日13日まで開催されています。




