倉敷市内で温暖化防止の普及活動を行う団体と倉敷市でつくる「STOP温暖化くらしき実行委員会」が、倉敷市環境学習センターでフォーラムを開きました。
このフォーラムは去年の末、気候変動枠組条約第21回締約国会議、通称COP21で「パリ協定」が採択され、日本でもさらなる温暖化対策の取り組みが求められるようになったことを受けて開催されました。講師には経済産業省総合資源エネルギー調査会の臨時委員などを務める中上英俊さんが招かれ、今後の国のエネルギー政策動向や、企業や家庭における省エネルギーの推進などについて話しました。中上さんはパリ協定について、世界の温度上昇抑制の目標などポイントを詳しく解説したり、電力・ガス事業の規制緩和によるサービス競争はエネルギーの消費増大を招きかねないといった研究報告などを発表しました。STOP温暖化くらしき実行委員会は「くらしき都市緑化フェア」や「倉敷48万人のキャンドルナイト」など、年間を通して環境に関する様々なイベントを開催しています。




