玉野市八浜町では、古くから伝わる雛人形が披露され、訪れた人を楽しませています。
元八浜町長で衆議院議員だった藤原元太郎邸を改修したこの施設を会場に、江戸時代から平成までの雛飾り12組が展示されています。こちらは明治27年、新聞・雑誌販売店の山田家に嫁入り道具としてやってきた京都の雛人形です。こちらは、江戸時代から作られていた押絵雛です。厚紙と布の間に綿を詰めて立体感を出す技法で、羽子板の人形などに使われています。新しい雛人形も豪華絢爛です。25年前に作られたという7段飾りの雛人形は、女雛が十二単をまとっています。このほか、地域住民が手作りした変わり雛なども披露されています。八浜町並み保存拠点施設での雛飾りの展示は、6日まで行われています。




