岡山県立大学デザイン学部とデザイン学研究科による卒業・修了制作展も岡山市で始まっています。
20周年記念となる今回の制作展にはデザイン学部の2学科7コースから117点が展示されています。それぞれのコースごとに1点から3点の優秀賞が選ばれており、どれも興味深い研究や作品に仕上がっています。
グラフィックデザインコースの今田有香さんはお酒とスイーツを組み合わせた商品パッケージを制作しました。若い女性をターゲットに、日本酒やワイン、ウイスキーのラベルに家紋風のデザインを施し、柔らかい雰囲気に仕上げています。
また、プロダクトデザインコースの沼本薫さんの作品はユニバーサルデザインの液体調味料容器です。両手が使えない人でも、片手で大さじや小さじの分量が量れる工夫がなされています。カラフルなデザインで、並べてもおもしろい作品です。
会場には、小学生向けの救命方法が学べるデジタル教材や建築デザイン、テキスタイルデザインなど様々な種類の作品が並び、見ごたえのある作品展となっています。
岡山県立大学デザイン学部、デザイン学研究科の卒業・修了制作展は6日(日)まで岡山市の天神山文化プラザで開かれています。




