倉敷市立中島幼稚園にアメリカのギューリック3世夫妻からの青い目の人形が岡山日米文化協会から届けられました。
中島幼稚園の子どもたちへ青い目の人形を届けたのは、倉敷市中島の元英語教諭で岡山日米文化協会元副理事長の雪吉政子さん84歳です。青い目の人形は、アメリカの宣教師シドニー・ギューリック博士が日米関係の悪化を憂い、昭和2年に初めて日本にプレゼントしたのが始まりで、その孫にあたるデニー・ギューリック博士が、祖父の意思を引き継いで30年前から再び、日本の子どもたちに贈り続けているものです。倉敷市内では、2004年から寄贈を受けていて今年は、味野幼稚園に続いて中島幼稚園、上の町幼稚園へ3体の青い目の人形が贈られています。ギューリック3世夫妻の代理でナオミという名前の人形を届けた雪吉さんは、「目の色や髪の毛の色が違っても日本の雛人形と同じです。仲良くしてください」と中島幼稚園の園児たちへ話しました。
【インタビュー】岡山日米文化協会元副理事長・雪吉政子さん
なお、中島幼稚園では、寄贈された青い目の人形を飾ってひなまつり会を楽しみました。




