宇野と高松を結ぶフェリー会社2社が宇高航路から撤退することになりました。
四国運輸局によると、きょう、高松市に本社を置く四国フェリーと国道フェリーの2社が3月26日を最後に宇高航路から撤退する事業廃止届を提出したということです。四国フェリーでは、「高速料金の休日1000円などによる利用者の落ち込みが大きな理由」としています。四国運輸局によると、宇高航路の平成21年度の利用者は、前年度の6割程度になっています。フェリー事業を支援してきた玉野市の黒田市長は、「効果的な対策が講じられないまま2社が撤退することになり誠に遺憾です。宇高航路撤退による玉野市への影響は計り知れず関係機関と連携を図りながら、国に対し総合的な支援について強く要望したい」とコメントしています。




