県が3月末での閉鎖を打ち出していた水島サロンの問題で、倉敷市はきょう、県から譲り受け存続させることを正式に発表しました。
倉敷市の伊東香織市長が定例会見で明らかにしました。今朝、県から譲渡に関する金額の提示があり、倉敷市が水島サロンの施設を譲り受けることを正式に決定しました。水島サロンは、岡山県が今年3月末での閉鎖を発表し、地元住民などが存続の要望書を提出していました。伊東市長も今月4日に石井知事を訪ね、存続の要望と改修などにかかる費用として約5億4千万円の負担を県に求めていました。今回、県からの提示額は、5億円弱ということでしたが、倉敷市はこれを了承しました。金額は、今月15日に岡山県の予算発表で明らかになるとのことです。倉敷市は、2月定例市議会に平成22年度の追加予算で計上する考えです。4月からは施設の休館、改修も検討されており、倉敷市では利用者への説明会も計画するとのことです。




