玉野市山田の住民有志が、地域の歴史や遺構を後世に伝えようと、冊子を制作しています。
冊子は、山田に残る遺構 と 塩業の歴史を大きなテーマにしています。特に地域の発展の礎を築いた塩田の歴史 と 現存する遺構の紹介に力を入れています。制作にあたっているのは、山田市民センターのまちづくり講座の受講生たちです。去年5月から活動を始め、遺構の調査 や 関係者への聞き取り、山田村誌などの文献を参考に30ページほどの内容にまとめています。山田地区では、遺構が老朽化して崩れかけていたり、地元の歴史に詳しいお年寄りが減ってきていたりと、かつての歴史に触れる機会が少なくなってきています。冊子は3月下旬までに完成の予定で、4月から市内の公共施設などに配布されます。




