また、野﨑家旧宅をメイン会場にモンカーダ国際芸術祭も今日から始まりました。
国指定重要文化財の旧野﨑家住宅の庭には草月流いけばなの華道家、西本秋翠さんによる大きな竹のオブジェが展示されています。蔵を背にして、左が男雛、右が女雛を表現しています。その大きな作品の手前には香川県の造形作家、井本英樹さんの「皿回し」と題したオブジェが並びます。153枚の白い皿をグラスファイバー製の棒に乗せて風や雨など自然の影響を受けて変化する様子も楽しめる作品になっています。児島地区に観光客を呼び込もうと2013年4月にスペインバルセロナの造形美術作家マルタ・モンカーダさんと岡山在住のアートディレクター広瀬一郎さんが中心となり1回目の芸術祭が開かれ、今回で5回目となります。モンカーダさんの作品は今回の芸術祭のテーマ「備前備中バルセロナ」にあわせそれぞれの街や陶芸などの色をイメージして制作されています。
モンカーダ国際芸術祭は4月3日までの開催で、児島地区を中心に熊野神社や由加の蓮台寺など倉敷市内8カ所に国内外のアーテイストの作品が展示されます。




