総社市の救急医療について行政と医師会が意見交換する会議が開かれました。
会議には市内の医師や備中保健所、警察・消防関係者など10人が出席しました。
はじめに、片岡 聡一 市長が
「医療・福祉において全国屈指の都市となるためにも行政と医療機関の連携を深めていきたい」
と決意を述べました。
会議では、平成27年の救急状況が報告され、救急出動件数は2694件で26年に比べて4件減少したものの10年間では2割増加していることや、救急車の現場到着時間が全国平均に比べておよそ2分早いことなどが報告されました。
また、報告の中で救急救命士については、平成26年4月に施行された、心肺停止前の患者に対する一部処置拡大に対応した救命士が総社市では7人いることや救急救命士を必要とする出動件数の割合が多くなり、負担が増えていることなどが発表されました。
最後に、総社市消防本部の出原 巧 本部長が、
「これからも救命士の質の向上に努めていきたい」
と決意を述べ、協議会を締めくくりました。




