倉敷市内の小中学生の工作や絵画作品を集めた第30回倉敷っ子美術展が、開幕しました。
倉敷っ子美術展は、子どもたちの豊かな情操を育て夢を育むことを願って毎年開催しているものです。開会式では、倉敷っ子を代表して倉敷東小3年笹川ゆいさんが「私たちの作品を見て楽しい気持ちになってもらえたらうれしいです」と挨拶しました。そして、倉敷東小3年新谷涼君と東中2年三宅修人君など関係者8人でテープカットして30回目の節目を迎えた倉敷っ子美術展の開幕を祝いました。会場には、「わくわく ドキドキ 感動いっぱい 夢いっぱい」をテーマに倉敷市内88の小中学校から9、950点の造形作品が出品されました。小学校の部では、空きビンやペットボトル、段ボールなど廃材を利用して作った人形やお面。絵手紙や版画、緻密な模様を描いたゼンタングルアートなどみずみずしい感性にあふれた作品が並びました。中学校の部では、30回を記念してそれぞれの中学校区で残したい風景を撮影した写真をはじめ、絵画、デッサン、デザイン、工芸、彫塑など美術の授業で制作した創造力に富んだ作品が展示されました。第30回倉敷っ子美術展は21日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。




